退職代行を使って退職することについて

仕事柄、入社退社を取り扱う事があるのですが、退職について今回は書きます。

つい先日も退職代行を使って退職の連絡が来ました。

既に何件か取り扱った事はあるのですが、代行業者によって違いますが、大体いつもこんな流れです。

  1. 退職代行業者から電話が入る
  2. 退職届と返却物等の依頼文書が郵送で届く

代行業者からの電話で言われるのはこんな内容です。

「本人及び親族には一切連絡不可。退職の意思は固いので、後日送る退職届をもって手続きをするように」

退職者の方が、直接退職したいと言えずに、悩んで悩んで苦しんで、お金を払ってでも選択した最後の手段が退職代行を使った退職だったんだ思います。

それも理解した上で、やっぱり本人から「退職希望」と言って欲しかったな、と。

上司に言えないなら、本社に直接電話でも良いと思うんです。

退職の時って確認する事が沢山あります。

・有給消化はするのか、しないのか?

・置いてある私物はどのようにすれば良いのか?(処分希望?返却希望?)

・会社貸与のもの・健康保険証は返却してくれるのか?

本人に意思確認しないと、勝手に会社で進める事ができないことが多々あります。

本人に聞けないから、代行業者を通して何度もやりとりしないといけない。

そもそも代行業者からの連絡も、本当に本人経由の依頼なのかわからない。

なかには○クザかな?っていうぐらい、対応が横柄な代行業者担当者もいました。

「辞めたいって本人が言ってるのに、何をまだ確認するんです?退職届でだけで十分でしょう!!」って一方的に電話を切られたり、大声で恫喝まがいのこともありました。

退職代行業者の手数料は2〜5万が相場のようです。

会社への電話一本で退職手続きは進められるから、代行業者に払うお金をもっと、退職後の他のために使って欲しい。

退職代行を使っていることを「逃げている」とか、「小心者」という事が言いたいんじゃなくて、悩んで代行業者に依頼するなら、本人から「退職希望」と言って欲しい。引き留めないし、理由も聞かない。

たった5分で良いから、退職の手続きをとるために「あなた」のことについて確認をさせて欲しい。

これが退職手続きをする人間の本音です…。

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