登録販売者試験を受験してきました。
受験料が高いので、絶対一回で合格したいと思って申し込みました。
その上今年はコロナの影響で県内在住しか受験できないという縛りもあり、年に何度か他県である試験をリベンジで再度受けることができない状態。
ちなみに登録販売者の知識は仕事で使うことはありません。
薬の知識は自分の使っている市販のロキソニンの箱に説明文が書いてあるのを知っているレベルです。
ズバリ使った参考書は2冊だけ
普通は半年ぐらいかけて、テキスト・トレーニング・過去問の3冊を使って勉強するのがスタンダードな方法なようですが、1ヶ月しかないので、合格点84点(120点中)を超えることだけを目標にしました。
100%は必要ない!合格すれば良いんです!
① 鷹の爪団直伝!医薬品登録販売者試験対策 完全攻略
人気キャラクターを使ったテキストです。
この表紙、大人が電車で開くにはちょっと、いやかなり抵抗があります。
本を開けば勉強しているより漫画読んでると思われること間違いなしの、カラフルさと図や絵の連続。
目次前の参考書の内容紹介みたいなところの購入予定者の質問「この参考書には全て載っているんですか?」に「載ってねーよ!」と問答無用な回答。
私みたいに加齢とともに視力も記憶力も落ちている人間には、文字だけの参考書はハードル高すぎるのでカラフル最高です。
一日3テーマずつ一通り読んで覚える。
長い成分名もでてきますが、語呂合わせもあり、覚えるためのヒントが散りばめられています。
時間がないときはストイックに一つずつ確実暗記するなんて無理です。
また解けなかったら何度でもというのも非効率です。
とりあえず進む。二度と戻ってやり直さないという意気込みで進めていく。
② スッキリとける 登録販売者過去問題集 2020年度
この過去問の良いところはズバリ答えが問題の横に書いてあること。
答えが巻末にあったり別紙だったりすると、その都度見るのが面倒になりますが問いの横に答えがあるから、視線を移動するだけでOK。
切り離しできる『別紙まとめノート』付いてましたが、全く使ってません。
試験まで①と②を毎日持ち歩いていたので、荷物を少しでも軽くしたくて、まとめノートは切り離して家に放置。最後まで開くことはありませんでした。
こちらも基本解くのは1回だけ。間違ったところはマークをつけておく。
隙間時間にマークのついているところだけ見返しました。
1ヶ月で登録時販売者試験に合格するた目の勉強方法
勉強開始当初は朝方に切り替えようと何度もアラームかけて挑戦したのですが起きられませんでした。
これはもう自分には朝は無理だ!と途中で見切って、夜に勉強することに。
まず仕事から帰宅したらヘトヘトです。なんとか適当に自分は夕飯を食べて、子供の宿題をチェックして、子供だけお風呂に入れて寝かしつけをします。
そして、子供が寝たらのっそり起き出して眠気覚ましにお風呂へ入ります。
ここで既に21:30 〜22:00。
さっぱりしたところで机に向かいます。
そこから①スッキリとける 登録販売者過去問題集 2020年度を一日確実に3テーマしたら、記憶の確認で②スッキリとける 登録販売者過去問題集 2020年度 を解きます。
全て終わったら24:30〜25:00。
速攻布団に入って寝ます。ポイントはスマホを見ないこと。スマホを見たらダラダラ夜更かししてしまいます。
あとは隙間時間の活用。
出勤と帰宅の電車の中で前日勉強したところを見返す。
会社ではテキストをひろげるのに抵抗があったため、見返したいところをスマホで画像に撮って、昼休みはその画像を眺めていました。
これを試験まで繰り返す。
仕事が遅くなったりして思うように進まない日もありましたが、絶対全く勉強しないという日はないようにしました。
1ページでも開く。
あとこれだけは声を大にして言いたい。
ポイント👉 絶対第3章から先に勉強した方が良い
私の勉強した順番は第1章→2章→4章→5章→3章でした。
なぜ3章を後回しにしたかというと、一番ボリュームがあって薬名が複雑でたくさん出てきたからです。
3章で躓いて4・5章へ進めないよりかは、先に比較的軽い章を終わらせようと考えました。
しかし、これが失敗。
後回しにした3章の壁の高さに試験の直前でうちのめされました。どうあがいても覚えられないのに、問題数が多い。
3章の中間ぐらいまで進んで、この試験おちた…絶対間に合わない…と諦めモードが入り、当日試験会場まで覚えきれなかったという後悔の念が残りました。
結果合格したから良かったものの、ボリュームのあるところから絶対先に手をつけたほうが良いです。
ポイント👉漢方と生薬は後回しで良い!
生薬と漢方薬はカタカナと読み慣れない漢字のオンパレードですごく覚えにくいです。
まずは通常のカタカナの薬名を先に押さえてから、漢方に入ったほうが良いです。頭の中がごちゃごちゃになります。
あとは蛇足ですが試験のために買ったわけではなく、小学生の子供が好きで以前に買っていたこの本が意外にも役に立ちました。
キャラクターで栄養素や漢方薬を消化している子供向け図鑑ですが、イメージ化にするのにとても良いです。
最後に・・・
ここまで読んでいただいてお分かりだと思いますが、私はテキスト・過去問を全て一周したわけではありません。
正直やっていないところもありますし、適当に通り過ぎた箇所もあります。
でも、試験で合格点を取れたのは最後まで『諦めなかったこと』だと思います。
もうダメかもとか、もう間に合わないとか後ろ向きになったり、来年また受ければ良いか…という逃げ道もちらりと頭をよぎります。
だけど勉強はやめない。たった一ヶ月だけど合格の可能性は0じゃない。
マークシートならなおさらです。
あとは勉強を楽しむ!
楽しくないと続きません。
真面目でびっしり書いているテキストが良いとは限りません。
読んでいて楽しい、見ていて面白いということは続けるコツだと思います。
私は絶対合格できるという自信が全くないまま試験当日を迎えました。
なのに、試験会場に向かってる途中にふっと自分の名前が印字されておる『販売従事者証』=登録販売者になると発行できる証明書のイメージが浮かびました。
すると「いけるかもしれない」と落ち着いた気持ちで試験にのぞめました。
プラスのイメージは合格を引き寄せます。
不合格になった時ではなく、合格した時を常にイメージしてください。
仕事してても、子育てしてても勉強はできるし合格も可能です。
これから受験される方の参考になれば幸いです。
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