私は実際に会って一緒に勉強について話をしたり、悩みを相談できる勉強仲間がいません。
自分で始めたこととはいえ、どうしても長期戦でモチベーションは状況によって乱高下します。
そんな中、一人で勉強を継続していくに当たってどうやってモチベーションを維持しているかその方法をご紹介します。
勉強する時に必ず使うものに自分の目標を書き込んでおく
私は理論を覚える時に、お気に入りのポストカード1枚使っていました。
理論マスターを暗唱する時に理論を隠すためと、ちょうど暗記途中にページに挟んで栞のようにも使えて、とても便利です。
ポストカードの宛名書きの欄が白紙だったので、そこに自分の目標をペンで書き込みでいました。
「2016年 税理士試験 法人税法合格」というだけではなく、合格してどうしたいのか、いつまでに何を成し遂げたいのかまで書いていました。
目標は文字にして具体的に書くほど、良いそうです。
何度も目にして、それを自分の中に刷り込みます。一種の自己洗脳のようなものでしょうか。
手帳に明確なライフプランを書き込んで毎日見る癖をつける
ポストカードと同じですね。
毎日絶対触れて目に入るものにいつまでに何がしたいか、という目標を書いて、毎日欠かさず見るようにしています。
OLの時からスマホのカレンダーアプリで全てのスケジュールとタスクは管理していて、手帳は使っていませんでした。
スマホならばいつでもどこでもさっと見られるし、予定登録も変更も簡単。
毎日手帳を持ち歩いて字を書き込むなんてナンセンスだと思っていました。
でも、能率手帳の流儀という本を読んで、ふと手帳を使ってみようかなという気になり、手帳を購入しました。
【中古】 能率手帳の流儀 みずからの成長と人生の豊かさを求めて /野口晴巳【著】 【中古】afb |
- 手帳を使って「書く」「振り返る」を続けることで気づきの感度を高める。すると千載一遇のチャンスに反応できる。振り返ることで自分を知り、教養を磨くことで感性を養う。
- 一日一日を大切に生き、小さな達成感を積み重ねることによって、自分を成長させていく。転機となる出来事も、ピンとくる出会いも、皆そういう感度の良いアンテナがはってあるからこそ、掴み取ることができるのではないでしょうか。
アプリと併用して、やっぱりダメならやめようと軽い気持ちで手帳をつけ始めました。
アプリと手帳両方に毎回スケジュールを書くというのは無駄だと思ったので、
- 持ち歩き用(アプリ)→スケジュールとタスク
- 自宅用(手帳)→家計簿・簡単な日記・勉強計画
という使い分けをしました。
字を書くのをあれだけ面倒だと感じていたはずなのに、すでに1年近く毎日続いています。
ここで思うのは、やはり字の持つ力というのはすごいということです。
字は書いた時の感情なども残ります。ただ毎日を過ごしていたのが、手帳をつけることで振り返るというとても良い機会ができました。
手帳はテキストとセットでいつも置いておき、手帳見開き一ページに、いつまでに何をしたいか目標を具体的に列挙します。
そうすれば、手帳の見開き1ページを開くたびに忘れかけていた「初心」を思い出させてくれます。
時間管理や、自己啓発系の本を読む
小説系は読み出すとどっぷりと物語の中に浸かってしまい、なかなかその世界から抜け出せないので、スランプ気味だと感じたら、時間管理や自己啓発系の本を読みます。
読む時に気をつけているのは、影響されすぎないことです。書物に書いてあることが絶対ではない、良いと思えばそれを取り入れ、難しいと感じればさっと読み飛ばしています。
最近読んだ本です。
LIFE SHIFT(ライフ・シフト)100年時代の人生戦略【電子書籍】[ リンダ・グラットン ] |
ロンドンビジネススクールのMBAプログラムでの疑問
- 生涯ずっと高所得者であり続けたいか?
- 一人のパートナーとの関係を生涯保つにはどうすれば良いのか?
- どの程度のリスクを背負う覚悟があるのか?
- 社会にそのような貢献をしたいのか?
- 今チャンスを全て生かしているか?
- 保守的な生き方をしすぎていないか?
自分のことを冷静に分析するのが苦手というより、それを意図的に避けてきたのですが、やはり自己分析は生きていく上で欠かせません。
こちらの本では、保守的な生き方をしすぎていないか?ということを考える良い機会になりました。
時間管理も子供が中心の生活になっているのを、どうにか立て直したくて、今は他の本を隙間時間に読んでいます。
一日勉強から離れてみる
なかなか気持ちがのらない、家事育児に疲れた、しんどい、休みたい…どうしてもやる気が出ない時があります。
そういう時はだらだらテキストを開いて、あまり実りのない勉強をするより「よし休もう!」とその日は休みます。
ただし、本当に一日だけです。次の日もやる気が出ないから勉強しないというのは絶対なしです。
一日すっぱり休むと開放感があり、気持ちが楽になります。
ただし、休んだ日もテキスト類は仕舞い込まず、視界に入る場所に常に出しておきます。
翌日、休んでちょっと回復したから今日は頑張ろう!と新たな気持ちで頑張れます。
SNSで共通の勉強をしている人を見つける
スマホに勉強時間を記録するアプリを入れてましたが、単純な記録だけというのが億劫になり続きませんでした。
今はインスタグラムやツイッターなどで共通の勉強をしている方々を沢山見つけられます。
そういう方達のポストをみて焦ったり励まされたり。たまにコメントでやり取りをしています。
リアルに勉強仲間がいなくても孤独だとか、あまり思わずに過ごせるのはこういった便利なツールがあるからこそなのかもしれません。
意外と皆、同じことで悩みながらも頑張っているのだと思うと励まされます。
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