皆さんはオンライン資格講座の『通勤講座』ってご存知でしょうか?
以前からメジャーな存在だったかもしれませんが、私はTACの通勤か通学か迷って色々調べていて初めて知りました。
調べると、資格試験オンライン講座の価格破壊というべきもので驚きました。
『通勤講座』がより実績を重ねていけば、資格試験の専門学校に大きな変化が訪れる予感がします。
『通勤講座』の取扱い資格は?
『通勤講座』は資格試験の短期間合格者のノウハウを研究して開発されたオンライン講座です。
大手専門学校のweb講座と同様に、オンライン上で学習します。
専門学校の運営費や人件費など色々なコストが抑えられているため、驚くべき低価格を実現しているとか。
スマホやタブレット、PCなど移動中でもどこでも手軽に勉強できることも魅力ですね。
現在、取り扱う資格試験は以下の通り。
- 弁護士
- 税理士(簿財59,800円、法人税49,800円、相続税49,800円)
- 司法書士
- 弁理士
- 行政書士
- ビジネス実務法務検定試験
- 知的財産管理技能検定
- ビジネス著作権検定
- 簿記検定(3級2,980円、2級17,800円、2.3級セット19,800円)
- 中小企業診断士
- ファイナンシャルプランナー(3級3,980円、2級29,800円、2.3級セット21,800円)
- 証券外務員
- 技術士
- 販売士
- 宅建士(19,800円)
- マンション管理士
- 他
税理士に関連する資格を太字で表示しています。
簿記検定やファイナンシャルプランナーなど、市販の独学用テキスト類を買った場合と講座の金額がほぼ同額レベルで驚きます。
法律会計からビジネスまで、かなり幅広く数がありますよね。
今後もおそらく増えていく傾向であると予測されます。
『通勤講座』のホームページ上では全体の利用者が開設から2万人を突破したとか。
じっくり勉強する時間は取れないけれど、忙しい合間の隙間時間で学習したいという方達に支持されているのでしょう。
税理士講座の大手専門学校との料金比較
手元にTACの資料しかないので、大原とは比較できませんが、両校とも大きな料金の差はないと思います。
TAC(9月スタートレギュラーweb通信)と通勤講座の料金を比較すると…
★簿記論、財務諸表論セット★
TAC(1年簿財パック)371,000円ー通勤講座(簿財2科目コース)59,800円=差額311,200円
通勤講座には簿記論、財務諸表論はセットのみで単独科目での販売はありません。
もし、TACの簿財パックではなく、それぞれ単独科目で受講した場合の比較は以下の通りです。
TAC(簿記論221,000円+財務諸表論221,000円)ー通勤講座(簿財2科目コース)59,800円=差額382,200円
★法人税法、相続税法★
TAC(1科目)221,000円ー通勤講座(1科目)49,800円=差額171,000円
全ての科目で10〜30万以上の差額があります!
どれだけ通勤講座が低価格かわかりますね…。
TACは上記講義料金に直前期の対策模試や講義代も含まれています(全国公開模試は別料金)
通勤講座も講義とは別に直前対策があり、受講希望者は上記講義代とは別に追加で約1〜2万円程度必要となります。
通勤講座のメリットは?
- 圧倒的な低価格
- オンライン申し込みなので、申し込み後即学習可能
- 分割払いが可能(税理士科目ならば月々約2800円とリーズナブル)
- テキスト類がない(オンライン上で全て閲覧、必要であれば各自で印刷)
- ビデオ講義と別に音声講義もダウンロード可能(1.5倍,2倍速視聴も可能)
- 過去問題、練習問題もオンライン上で解ける(復習モードなど苦手部分のみの解き直しもできる)
- 不合格になり、もう一度再チャレンジで受講する場合には割引制度(ほぼ半額)がある。
通勤講座のデメリットは?
メリットだけではなく、デメリットもあります。
- 過去問題や練習問題を紙で解きたい場合には、印刷しなければならない=印刷の手間と費用が結構かかる
- 内容が薄く感じる=大手専門学校の講義内容に比べて、内容が少ない
- テストの回数が少ない=実力テストは2ヶ月に1回と少ない(大手専門学校だと1ヶ月に1回)
- スマホでは画面が狭く、隙間時間に問題を解くのは良いが、講義の動画視聴に向かない。
- 講師に疑問点を質問できない。
1は簿財セットのみ冊子版オプション(24,800円)を申し込めば製本済みのテキスト問題集とテストが届きます。
書き込みたい方や印刷の手間を省きたい方はこちらを利用するのも良いかもしれません。
2の内容が薄いについては、『通勤講座』は満点を目的にしておらず、短期間に効率よく合格を目的に作られているため、正直物足りないと感じる人もいるようです。
あとは、他の大手専門学校では学習しているのに、『通勤講座』では学習しないという不安感もありますね。
3のテストについては、TACや大原専門学校では模試のみの申し込み(別料金)ができるので、それでカバーするという方法があります。
『通勤講座』、あり?なし?
正直始めはあまりの安さにこれは怪しい…と警戒しましたが、今は2万人も利用者がおり、全体的な口コミも少ないとはいえ、実際利用して合格した方も多数おられます。
『通勤講座』ホームページ上で一部講義を無料視聴したりテキスト類を見ることができるので、実際の講義を視聴してみて納得した上で申し込むかどうかを決めることもできます。
10月31日(火)締切で、税理士講座含む、一部講座申し込み者は、簿記 3級合格コースプゼント、簿財合格でお祝い金10,000円、税理士試験必勝勉強法冊子無料プレゼントの特典がある『2万人突破ありがとうキャンペーン中』です。
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税理士については、現時点では口コミがほぼなく不安は残りますが、時間やコスト面が大きなネックとなって資格試験勉強に踏み出せない方には、安く手軽に始められるという点でとても良いのではないでしょうか。
ただ、『通勤講座』はかなり自己管理能力が問われるのは間違いありません。
大手専門学校のwebオンライン講義と異なり、定期的にテキスト類が郵送されてくるわけではないので、自分から積極的にオンライン学習にアクセスしないと勉強から遠ざかる一方です。
短期間で効率よく合格を勝ち取る!という強い意志を持って、隙間時間を積極活用できる人には、『通勤講座』は検討の価値「あり」な選択肢ではないかと思います。
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