趣味も未来への投資と考える

独身時代はよく小説や画集を買っていました。

今はもっぱら子供と一緒に行った図書館で借りるだけで、本を買う機会は随分と減りました。

図書館のサイトで予約して、準備ができればメールで連絡がきます。

急ぎで読みたいという本でなければ、少し待てば手元に届くのでとても便利です。

一度借りて、やはり手元に置いて何度も読み返したいと感じれば、購入するようになりました。

家計簿本で気になった言葉

家計簿はマネーフォワードという家計管理アプリを数年利用しています。

今もとても快適に使用していますが、手書きの家計簿にも興味があり、併用を検討して「クリアファイル家計簿」いちのせかつみ著 芙蓉社を借りました。

衝動買いをしないポイントとして…欲しいものを検討する期間。

  • 3,000円の買い物は3日
  • 30,000円の買い物は3週間
  • 300,000円の買い物は3ヶ月
  • 3,000,000円の買い物は3年

頭を冷やして考えましょう。

  • 本当に必要ですか?
  • 予算を超過していませんか?
  • 自分で手入れできますか?
  • 長期にわたって使えそうですか?
  • 収納スペースはありますか?
  • (セール品の場合)定価だったとしても買いますか?

セールだと、ついつい買ってしまう時があります。

特に値引率が高い時やポイント付与率が高い日などは危険です。

でも、帰宅して冷静に購入品を見てみると、本当に必要だったのかな、と購入して嬉しいはずがなんだか微妙な気持ちになることも。

こういうのは完全に無駄な浪費ですよね。

行ったらつい買ってしまうのだったら、本当に必要なものがないときは、その場所へ行かないこと決めました。

行かなければ買えないし、誘惑も購入時の葛藤もありません。

極端かもしれませんが、手っ取り早い浪費を防ぐ方法です。

趣味も自己投資?

この本で一番目から鱗だったのが、こちらの言葉。

ぜひオススメしたいのは今のうちに将来「教える側」に回るような趣味を見つけることです。将来のために貯蓄しておくことも大切だけれど、自分の能力を伸ばすことも将来に向けた投資です。習い事をするときは教える側に回ったときのことを意識することも大切です。

人生を豊かにするためにも趣味は必要です。でも、せっかく趣味に時間とお金を費やすなら、その場限りの遊びで終わらせるのではなく、将来の自分の投資にする。これもできるだけ早いうちに身につけておきたいお金の賢い使い方の一つなのです。

趣味といえば、自分の純粋な没頭できる楽しみ、ストレス解消、そういう捉え方でした。

でも、こちらの本では節約一辺倒よりも投資、それも自己投資を強くオススメしています。

私も楽器の習い事をしていますが、それを将来の投資だととらえたことはありませんでした。

将来の投資だと思うと、純粋に趣味を楽しめなくなる可能性もあります。

でも、考え方を変えて、自分が「教える側=先生」になったらと考えながら練習したら、上達も早くなるかもしれません。

上達すれば嬉しいし、そしていつかそれを自分の糧として他の人に教えられるレベルまでになれば、それは素晴らしいことです。

実際に教えるかどうかは別としても、老いてからも楽しめる一生の趣味になりますよね。

資格取得も自己投資です。

それもかなり時間とお金がかかります。投資に見合うリターンばかり考えていると、楽しめないし、目的を見失います。

趣味と同様に、資格の勉強でも新しい知識を学ぶ楽しさも忘れずに続けていこうと思います。

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください