税理士試験試験は試験会場が選べます。
稀に希望外の試験地になる可能性もあるようですが、私は地方都市に住んでいるのでそういったことは今まで経験したことがありません。
初めての受験での試験会場
当然一番自宅から近いところで受けるものだと思っていたので、近い場所を選択しました。
初受験、いつもとは違う初めての場所です。
当日、万が一公共交通機関の乱れなどで遅れるといけないので、試験開始1時間前に会場に到着しました。
そこには門の前にずらりと並ぶパンフなどを持った専門学校の職員(アルバイトさんかもしれません)の方々の姿。
その方々の前を通らないと会場には行けません。
どんどんと渡されるパンフ類。
お断りすればよかったのでしょうが、NOと言えない日本人な私は、よくわからず全部もらってしまいました。
全部いただくと結構な荷物になります。
そして、次は貼り出されている受験番号ごとの部屋割表の前にTAC講師の姿が!
講師は顔を見るなり、一人一人自分の生徒に声をかけて激励しています。
私にも「頑張ってくださいね!最後まで諦めないでください!」と沢山激励してくれました。
本試験に講師がくるとは思っていなかったので、驚きました。
突然襲いくるプレッシャー。
なんというか、本試験では試験を受けるというイメージしかなかったのですが、パンフの花道があり、講師が来て激励、と予想外の出来事があり試験開始前にすごく戸惑った初受験でした。
2回目の試験会場の選び方
税理士試験初受験で会場で試験外のことに戸惑った記憶が鮮明に残っていたので、次は敢えて県外を選びました。
隣県の会場は試験当日の移動では試験開始に間に合わないので、会場から徒歩圏内のビジネスホテルを予約して前泊しました。
ビジネスホテルでは予約時に電気スタンドのレンタルを依頼すると用意してもらえ、チェックアウト後も事情を話せば試験終了まで荷物を預かってもらえたのでとても助かりました。
なぜ、わざわお金も時間もかかる県外試験会場を選んだのか?
それは、本当に一言「試験に集中したい」からでした。
前泊だったので、事前に試験会場の中(教室前までですが)まで入って場所の確認ができましたし、徒歩圏内なので寝坊しない限りは遅れる心配はありません。
当日に会場で講師からの激励はなく、周りの受験生には知っている人は誰もいません。
パンフ配布も今回は全てお断りしました。
講師の激励がいやというわけでは決してありません。
講師には言葉につくせぬほどお世話になっており、本試験では貴重な時間を割いて応援しに来てくれています。
本試験中問題を解いている私たちよりも講師が祈る気持ちで待っていてくれているかもしれません。
その気持ちは本当にとてもありがたいです。
プレッシャーに強く、どんな場所、どんな人がいても気にせず堂々といつもの力が発揮で入るほどの強さがあれば、試験会場なんてどこでも良いと思います。
でも、私は応援がプレッシャーになるタイプで、体が硬くなり力が入り過ぎてしまうのです。
そんな自分の性質がわかっていたので、敢えて知り合いに会わないように県外を選びました。
こういう基準で試験地を選ぶのは我ながらどうかと思いますが、心静かに受験できて、結果合格することができました。
次選ぶ試験会場は県内?県外?
今は幼児の育児中で、子供から長時間離れることは不可能ですので、次は近い県内の試験会場を選ぶことになると思います。
久しぶりの受験ですが、初受験ではないので、今度は初受験ほど動揺もプレッシャーもなく試験にのぞめるのではないかと思っています。
試験会場も大事ですが、やはり一番は本番に備えてひたすら勉強が一番ですね。
ひたすら努力し、勉強を継続する。
それが本試験に自信をつける一番の方法だと思います。
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